産後鬱の前兆
産後鬱になってしまったママは、これまでにシグナルを出していたはずです。
この助けを求める態度に周囲の人々が無意識のうちにスルーしてしまっていたのです。
この前兆に気づけば産後鬱と断言できるような、固定した症状はないので観察を怠らないことが大切になってきます。
不安を周りに伝えることができるママは、重い鬱になることはあまりないといっても過言ではありません。
パパには負担を掛けたくないと、援助をしてほしいことを言えないママが産後鬱に悩まされてしまうのです。
助けが欲しいと言い出せずにいるママのために、お父さんが積極的に助けてあげるようにしましょう。
まずはパパの考え方を変えることが求められます。
家事や子育ては母親がすべて請け負うことではないのです。
積極的に動いて、協力するようにしましょう。
ママが大変なのをわかっているのに、声をかけたり手助けができないお父さんもいるのではないでしょうか。
してほしいことを口に出してお願いすることに抵抗があるママもいますから、出来ることがあれば言われなくても率先して協力するようにしましょう。
家族の目線でママを観察して産後鬱に陥っていないかわかる診断項目を用いましょう。
炊事をしなくなった、慢性的に疲れているようだ、ため息ばかりついている、笑顔が減ったなど、パパが見て取れることも色々あります。
産後鬱が長期化しないためにも、パパが意識して見ていてあげましょう。
おしゃれが好きだったのに、服装に気を使わなくなっていませんか。
以前はお出かけが好きだったのに、お出かけを嫌がっていませんか。
以上の症状は、子育てで心身ともに疲れたときにみられる徴候だということです。
気分を変えるために誘っているのに、常に応じないようなら、産後鬱の可能性があるといえるでしょう。